自由研究の極意

夏休みの課題などで取りくむ「自由研究」。どんなテーマにしよう?何から始めよう?
よりよい自由研究にするための大切なポイントを、サイエンス博士が教えてくれるよ。

自由研究のポイントを動画でくわしく説明しているよ!


START

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❶ テーマを決めよう
自由研究はまさに自由。身近にあるものすべてがテーマになります。疑問におもったこと、調べてみたいことを探してみましょう。
ヒント1 あなたが好きなものは何?
あなたが好きなものは?
「どんなところが好きなの?」
「とくに好きなところはどんなところ?」
「もっと好きになるには何を知りたい?」
ヒント2 心に残っている体験を思い出してみて!
心に残っている体験は?
「何におどろいた?」
「どうしておどろいたのかな?」
「不思議に思ったことは?」
「何が楽しかった?」
「もっと知りたいことはあった?」
「好きになってやり続けていることはある?」
何が楽しかった?
「何が楽しかった?」
「もっと知りたいことはあった?」
「好きになってやり続けていることはある?」
好きなもの、心に残っていることをひとつ選び、なぜ好きなのかな? どこが不思議だったかな? と掘り下げて考えていくと、調べてみたいことが出てきやすくなります。

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❷ 仮説をたてよう
仮説がとても重要
仮説がとても重要なわけ
●「調べる」「実験をする」など、自由研究のめざすところが定まる。
●自分の考えや思っていることがはっきりわかる。
●迷ったり失敗したときは、何度でも仮説に戻って考え直すことができる。
仮説から「調べること」や「やってみること」をしっかり決めたら、次に進もう!

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❸ 準備しよう
どうやったらわかるか、方法を調べてみよう。図書館の本や地図、インターネット※のほか、くわしい人に聞いてみたり、その場所に直接行くことで調べられます。
※インターネットには正しくない情報が載っていることもありますので、気をつけて使いましょう。

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❹ 調べよう
やり方が決まったら、実際にやってみよう。

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❺ まとめよう
調べたときのスケッチや写真、グラフなどを使って、どうなったかわかるようにまとめよう。

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❻ ふり返ろう
仮説と比べて、どうだった?
仮説と比べて、どうだった?
次につながる点があったかな?
●普段の生活や普段感じていることにつながっていることはないかな?
●今後世の中に役に立ちそうな所はないかな?

疑問がわいたら新しい仮説をたてて、また②からチャレンジ。これを繰り返すとさらにいい研究になっていくよ。

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GOAL もう次のスタートが見えているかも!?
Q&A
Q 途中でうまくいかなくなってしまった。
A)うまくいかないことも、大切な成果です。
自由研究はうまくいかないこともありますが、それは失敗ではなく次につながる大切な成果です。しっかり記録に残して下の方法でやってみよう。

●思った通りに調べられなかったやり方が違っていたのかもしれない?!
② 仮説をたてよう に戻って、調べ方をもう一度考え直してみよう。どういうやり方ならうまく調べられるかな? 人にアドバイスをもらうこともヒントになりますよ。

●予想とは違っていたそれは新しい発見です!
予想と違うということは、新しい気づきができたということです。そこから、どんなことがわかったか、 どうして予想と違ったのか ⑥ 振り返ろう でよく考えてみよう!

Q 自由研究をまとめるコツは?
A)自分自身が「考えたこと」や「思ったこと」をしっかり伝えよう。
まとめるときに、とくに重要なのは次の四つです。これらがしっかり入るようにまとめてください。

●なぜこのテーマにしたのか① テーマを決めよう
●どうなると思って調べたりやってみたりしたのか② 仮説をたてよう
●まとめたことから何を考えたか、わかったか⑥ ふり返ろう
●次にどうしたらいいと思ったか⑥ ふり返ろう

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