COLORADO ECO TOUR

 コロラド

ロッキー山脈を舞台に、ツンドラの森林、高山植物などの高地ならではの植生、そしてそこに生きる大小さまざまな野生動物の生態を学びます。さらに、麓に位置する自然豊かな美しい街で、健康や食、教育に対して意識の高い人々の生活に触れてみましょう。


ボールダー

今回のツアーは、ロッキー山脈の麓に位置するコロラド州ボールダーにおりたち、この街のシステムやとりまく大自然を、思う存分体験し、人が健康で気持ちよく暮らすために必要なことは何かを探る旅です。

人口約10万人の小都市ボールダー(コロラド州)は、自然環境とそこに暮らす人々の生活に対する高い意識が町づくりに反映され、毎年「全米20万人以下の都市で住んでみたい町」トップ10にランキングされるほどの憧れの街です。また、コロラド大学や国立大気環境センターなどの研究施設が集まるボールダーは、全米でも市民の教育意臓が高い所としても知られています。

さらに、ロッキー山脈を代表とした周りの自然をフルに使ったアウトドアのメッカとして、絶えず情報を発信し続けています。マラソンランナーの有森裕子さんや高橋尚子さんが高地トレーニングをした所としても有名であり、今なお、世界のトップアスリートが訪れています。ロハス発祥の地といわれる一面もあり、ボールダーの人はとても健康・食に対する意識が高いのです。確かにアメリカには珍しくファーストフードのお店がきわめて少ないのに気がつきます。


エメラルドレイク・トレイル ~ロッキーマウンテンの大自然を満喫しよう!~

エメラルドレイク

アメリカで最も美しい国立公園の一つとされるロッキーマウンテン国立公園を訪れます。

公園内には最高峰のロングスピーク4,345mを始め3,900~4,000m級の山が20以上もあり、様々なトレッキングコースがそろっています。

今回はベアーレイク → ニンフレイク → ドリームレイク → エメラルドレイクと四つの代表的な湖を辿りながらロッキーの自然を観察します。

動植物を観察しながら、大自然を満喫しましょう。

ユート・トレイル・トレッキング ~標高3500mにあるトレイルで雄大な自然を楽しもう!~

ユート・トレイル

数あるトレイルの中でも標高3500mという高地にあるトレイルを歩きます。周りには森林限界や高山植物など、ツンドラ気候の美しい景色が広がります。

雄大な自然の中を歩くエルクの群れを探しながらトレッキングを楽しみましょう。

トレイル・リッジロード ~美しい景観と、様々な動物達との出会いを楽しもう!~

トレイル・リッジロード

ロッキーマウンテン国立公園内の尾根を走るトレイル・リッジロードは北米一高いハイウェイとして知られています。

360度パノラマのダイナミックな山々の景観はもちろんのこと山岳森林地帯からツンドラ性気候の高山地帯までの幅広い生態系が観察できる自然の宝庫です。

異なる気候の生き物たち、エルク、ムース、ミュールディア、コヨーテなど大きいものから、ナキウサギやマーモットなど小さいものまで見つけよう!

ロッキーのおもしろいところ ~様々なアクティビティに挑戦しよう!~

ホースバック・ライディング体験

ホースバック・ライディング

大自然の中を乗馬でスロー体感!まずは自分にあった、パートナーを探すところから始めます。

見つかったら、さあ出発!子どもでも安全に乗れます。

ロックショップでの体験

ロックショップ体験

国立公園の入り口にある鉱物や化石の専門店。ロッキーだからこそ立ち寄ってみましょう。

ここではおもしろ体験をしてもらいます。


Discover in ボールダー ~標高地の澄んだ空気のなかでサスティナブルシティーを発見!~

ボルダリング

マウンテンバイクで素敵な街並みを散策。
ボルダリング発祥の地でボルダリングに挑戦

ボールダー市民は、みんなマウンテンバイクを持っているという。休日にもなれば市内のいたるところにあるバイクパスを老若男女が颯爽と走る姿がカッコイイ!

途中の公園やカフェでちょっと一息してまた走り出す、車道と交差しないようにアンダーパスがあるなど工夫されているので安全で快適です。クリーク沿いをマウンテンバイクに乗って、素敵な街の中を散策します。

マウンテンバイクで街並みを散策した後は、レッドロックを目指します。ここはボルダリング発祥の地ボールダー。茶色い岩肌がむき出しの岩山で、ボルダリングに挑戦してみよう!高いところから眺める風景も爽快です。


現地ガイドのご紹介

近藤純夫

近藤 純夫(こんどう すみお)さん

北海道札幌市出身。
エッセイスト、翻訳家、ハワイ火山国立公国のアドバイザリースタッフ。
主著に『歩きたくなるHawaii』『ハワイBOXフラの本』『フラの花100』『ハワイ・ブック』『ハワイアン・ガーデン』『ハワイ・トレッキング』『アロハ検定 オフィシャルブック』など、訳本に『イザベラ・バードのハワイ紀行』などがある。



グッドマン・サムさん

コロラド州出身。
コロラド大学ボールダー校を卒業後、5年間シンガポールと日本の小中高校、各種企業、政府機関で英語を教える。
日米政府間教師交換プログラム(JETプログラム)で京都に赴任し、3年の任期を終え2006年アメリカに帰国。
コロラド州ボールダーで「コロラドハウス」を立ち上げる。

グッドマン・知子さん

神奈川県出身。
中学時代にアメリカでのホームステイや中国北京師範大学に留学を経験する。
経営コンサルタント勤務を経て、2005年に結婚。翌年にアメリカ、ボールダーヘ移住。
アメリカ人の夫サムと共に「コロラドハウス」でエコスタディツアーやホームステイなどをコ-ディネート。