サイエンス・ゼミがスタートして1年。たくさんの皆様からご支持いただき、おかげさまで2年目の夏を迎えることが出来ました。

受講した皆さんのご意見やご報告など、多くの反響をいただきました。今期もよりよい実習を目指して進化してまいります。

さて、サイエンス・ゼミが目指しているものは「受験テクニック」だけを教えることや実験して「ああ、面白かった」だけで終わらせることではありません。
それぞれの科目で「柱となる考え方」を身に着けることで、さまざまな現象を捉え、考える礎を築くことを目的としています。

この考え方を身につけることで、今後出てくる初見の問題にも対応できる真の学力を育みます。
テクニックや公式を丸暗記するだけでは得られない、 理解して納得する喜びをサイエンス・ゼミで味わってください。


 物 理 

 物理科 
渋谷 拓巳 先生

 物理科 
藤田 哲 先生

物理の考え方の基本は、「力学」です。今回のサイエンス・ゼミ(物理)では、力学と電磁気学のふたつの分野を取り上げます。

力学の分野では、ニュートンの運動の法則を分析します。法則の意味を議論し、理解を深めます。そして、力学に関する実験及び、検証をみんなで行います。これによって、運動の法則についての理解の定着を図ります。

電磁気学では、苦手にしている人も多いコンデンサについて実習をします。コンデンサ回路をはじめとする回路の基本的な考え方を理解する実験です。自ら回路を作製し実験することで原理原則を知り、公式の表す意味を理解できるようになります。

どの学年においても、今回の内容の理解、確認、発見、定着が進むことでしょう。ここがわかれば物理は怖いものなしです。

 

こんな高校生におすすめ (力学編)

下図のように、水平で粗い床と、鉛直で滑らかな壁に、質量m、長さLで太さと密度が一様な棒をたてかけて静止させた。このとき、棒と水平面との角度はθであった。次の各力の大きさを求めよ。重力加速度の大きさはgとする。

(1) 棒が水平な床から受ける垂直抗力
(2) 棒が水平な床から受ける静止摩擦力
(3) 棒が鉛直な壁から受ける垂直抗力

こんなことはないですか?

この問題で、それぞれの物体間にはたらく力を図示するところで手が止まってしまう・・・。

こんな高校生におすすめ (電磁気学編)

図に示す回路において、C1、C2及びC3はそれぞれコンデンサの静電容量を示しており、C1のコンデンサの端子間の電圧が電源電圧Eの 1/5 であるとき、C1、C2 及びC3 の関係を表しなさい。ただし、電源電圧を加える前に各コンデンサには電荷が蓄えられていなかったものとする。

こんなことはないですか?

公式 Q = CV をどこに適用するのか…ばかり考えてしまう。



 化 学 

化学科  
志茂 将太朗 先生

化学科  
上原 今日花 先生

化学は「電子」という観点から、反応を考えるととても理解しやすくなります。

「理論化学」・「無機化学」・「有機化学」が独立した分野に思われがちです。
しかしサイエンス・ゼミ(化学)では、それぞれの分野を「電子」という共通の言語で結びつけていきます。これにより、今まで見えていなかった、それぞれの分野の関連性が見えてきます。

今回の実習を受けることで、暗記地獄のような無機化学も、反応がよく分からない有機化学も、実は考え方の基本は同じなんだと実感できるはずです。

ぜひ、私たちと化学を楽しみましょう。

 
 

こんな高校生におすすめ (理論化学編)

( )に当てはまる語句を入れなさい。

原子が化学結合するとき、化学結合に関与する電子を引きつける傾向を表す尺度を( ① )という。
( ① )が最も大きい元素は( ②)である。
( ① )が異なる 2 つの原子が結合するとき、結合に関与する( ③ )電子対はどちらかの原子に偏っており、これを結合に( ④ )があるという。

こんなことはないですか?

あれ?電子に関係することだから…「電子親和力?」「イオン化傾向?」「電気陰性度?」どれを使えばいいんだろう・・・。

こんな高校生におすすめ (有機化学編)

カルボン酸とアルコールからエステル合成することができる。
たとえば、「酢酸とエタノールによるエステル反応」は下図のようになる。


こんなことはないですか?

「どうして、OH 基と COOH 基の H が反応しないんだろう?」こういうの全部覚えるの?有機ってどんだけ覚えればいいんだ!!



 生 物 

生物科  
谷川 貴久 先生

生物科  
中田 大暁 先生

生物という科目は、生命現象の正しい理解を目指す科目です。
生物は現状を維持しようと活動をします。そのうちのひとつが、今回取り上げた「免疫」という仕組みです。「免疫」というと「細菌やウィルスから体を守るという現象」だけがよく話題になります。

しかし、今回のサイエンス・ゼミ(生物)では、「免疫」がはたらくために、「どのような細胞が免疫に関連しているのか」「免疫がはたらくためには、どのようなメカニズムになっているのか」など目には見えない部分の理解を深める実習をします。こうした実習を通して、免疫という仕組みが理解できます。ここで得られる考え方はとても大切なもので、遺伝や代謝など他の分野にも応用できる考え方です。

今回の実習から、生物全体を通して必要な考え方をしっかりと身に付けましょう。

 

こんな高校生におすすめ (免疫編)

細胞性免疫と体液性免疫に関する次の各問いに答えよ。

問 次の(a)~(e)の記述のうち,(1) 細胞性免疫,(2) 体液性免疫に当てはまるものをすべて選び,それぞれ記号で答えよ。重複して選んでもよい。

(a) ヘルパーT 細胞がかかわる。
(b) キラーT 細胞がかかわる。
(c) B 細胞がかかわる。
(d) リンパ球が直接抗原を排除する。
(e) リンパ球が放出した抗体によって抗原を排除する。

こんなことはないですか?

そもそも、細胞性免疫と体液性免疫の違いが分からないし・・・。免疫の説明が文字ばっかりで、何を言っているのかさっぱり分からない。

こんな高校生におすすめ (免疫編)

ツベルクリン陽性のモルモットの血清、T 細胞をそれぞれ結核菌に感染していないモルモットに注射する。
結果・・・血清を注射したもの →ツベルクリン陰性のまま
     T 細胞を注射したもの→ツベルクリン陽性になる
以上の結果から結核に対する免疫反応は血清に含まれる抗体ではなく、T 細胞によるものだと解かる。

こんなことはないですか?

実験を文章だけで説明されても、何をしているのかイメージがわかない。


募集要項

対 象:高校1、2、3年生(会員、元会員、友人)
講 座:各コース 定員8名

 午前①午前②午後
物理力学の基礎力学と系電磁気への応用
化学電子の取扱無機化学と電子有機化学と電子
生物免疫細胞の観察免疫系の流れ体液性免疫

開催教室と日程
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費 用
 1 科目:22,500 円 (税別)
 2 科目:41,000 円 (税別)
 3 科目:60,000 円 (税別)

申込方法
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申込みは先着順となります。定員に達し次第受付終了となりますので、お早めにお申込みください。